パパが3歳のとき知っておきたかったこと

年収は2-3000万円で全然いいんですよ、お金には執着しないタイプなので。

先生が教えてくれないお金のこと

 今日はちょっとお金の話でもしましょう。

 お金はみんなに関係し、いくら知ろうと知りすぎることはないと思うのですが、なぜだか学校ではまったく教えてくれず、代わりに「サイン、コサイン、タンジェント!」をとことん詰め込まれます。

 余談ですが、「サインコサイン〜」は語呂がすごく良いのは認めるのですが、残念ながら、現実社会でこの知識が役立つことは、ほぼ皆無です。パパも、比較的、数字にうるさいお仕事をしていながら、会社で「ここのタンジェントどうなってんの?」とか言ってくるおじさんには一度も出会ったことがありません(「このりゅうちぇる、あのりゅうちぇる」言ってくるおじさんのほうがまだ多い気がします)。

 さて、本題です。大きなお金に関係する重要なイベントを2つ紹介します。

 1.連帯保証人になる
 一つ目は連帯保証人です。筆スラスラ&判子ポン!だけなので、誰でも5分で保証人になれます。そして、親族や友人知人の「ちょっと名前だけ貸して~人´∀`)」に軽い気持ちで応じてしまったがために、何十年と借金を返すハメになったという例が、世の中には履いて捨てるほどあります。自己破産する人の10人に1人は、連帯保証人になったことがきっかけだそうです。

 芸能界にもたくさんの事例があり、たとえば加藤茶さんが1億円、羽賀研二さんが2.4億円を連帯保証人として背負ったといわれます。まぁ、この金額は芸能人の話ですので、一般人が関わる話だと住宅ローンとかの連帯保証人で4〜5千万円のレベルです。それでも、ふつうの人の生涯年収が3億円のなかで5千万円は大きなお金ですよね。

 とりあえず、よく学校で言われる「人に優しく、親切に」の精神をこの分野で発揮しまくると、痛い目にあいやすいので注意しましょう。また、「みんなはひとりのために」の美しさもわかるのですが、その「ひとり」の本人が最初からみんなを当てにし、逃げる気マンマンの場合があります。最終的には「そこのお前とお前は俺様のために数千万円ぐらい負担しろ」と開き直った態度に出ることもあるので気をつけるべきです。

 ちなみに、通常の連帯保証契約よりもっとヤバい、根保証契約というのもあるので知っておいて損はありません。


2.離婚する
 二つ目は離婚です。愛とか情熱とかを一旦おいておくと、連帯保証契約と同様、結婚もかなり具体的な金銭契約です。細かく知る必要は無いのですが、要は離婚時には、結婚中に二人で築いた財産は両者で平等に山分けして別れる、という契約です。

 とても簡単な話です。君がさっちゃんと折り紙をし、二人で10羽の鶴を折ったら、別れるときは半分こして5羽ずつ持って帰ります。この際、どっちが何羽折ったのかに関わらず半分こするので、さっちゃんが2羽ぐらいしか折ってくれなかったのに5羽も持っていったら、君は少し不公平に感じるかもしれません。

 離婚の財産分与は、折り紙の鶴がお金に変わるだけです。結婚期間中に、二人合計でお札を何枚作ったか数え、それを平等に半分こするのです。この一環で、野球選手のダルビッシュさんは、大きくなった紗っちゃんに対して月200万円を渡しています*。パパ個人としては、紗っちゃんはあまり速いボールを投げないので、少し不公平に思えます。

 また、ゴルファーのタイガーウッズさんにいたっては、スーパーモデルの元妻に当時のレートで114億円ほどを支払ったと言われます。まぁ、こちらはタイガーさん側の事情が事情だったので割りとフェアかな、という気もします。

 当たり前ですが、恋は盲目と言われるように、「将来、自分たちが離婚するかも・・・」と思いながら結婚するカップルはいません。「70億分の1の君に出会えた奇跡!」とか「おじいちゃんおばあちゃんになってもヨロシク!」とか言いながらみんな結婚します。

 しかしながら、つい先日、藤原紀香さんは、おめでたいことに”2度目”のご結婚をされました。また、事実として、日本の離婚率**は34%です(参考までに、アメリカでは53%です)。雨の降水確率がこれぐらいなら、ほとんどの人は几帳面に傘をもって出かけるのに、こと結婚に関してはこの確率を平気で無視するから不思議です。

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 一応断っておきますが、パパは連帯保証人や結婚を否定しているわけではありません。ただ、それなりの確率でそれなりのお金が動くということを理解したうえで判断してほしいと思うだけです。

 「自分だけは大丈夫!」と思っている人ほど痛い目にあうのが世の常です。パパだって、ママとの結婚生活はなんら問題ないと自分では思っています。ですが、客観的に自分をみた場合、順調に加齢していることや、やけに熱をもって『マスク美人』とか連呼している様子を踏まえると、向こう50年が安泰だとは決して思えません。いつかママがパパに愛想を尽かしてしまう、というシナリオも考えられないわけではないでしょう。

 だからパパは、サイン・コサイン言ってる暇があるのなら、一枚でも多くのお皿を洗おうと思っています。

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* 月々200万円の名目は養育費。ただし、交渉時に5億円とも噂された財産分与・慰謝料をあきらめるかわりに発生したもの(月200万円を成人までだと4億前後)で、実質的には財産分与の一環だと思料(養育費だと節税ができ、かつ、タレントイメージの毀損も少ない)。皿洗いが免除されても、掃除や洗濯が課されると、こなす家事の総量は変わらない。
** 単位人口あたりの「離婚件数/結婚件数」で計算